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春色無高下「しゅんしょくこうげなし」

春の光はわけへだてなくふりそそぎ、何を見ても春の風情に満ちあふれている。
平等と差別の混然とした中に心理のあることを表現した意味。

春水満四沢「しゅんすいしたくにみつ」

春になり雪解けの水がどこの沢にも満ちあふれている。
執着がなくなって自然法爾の世界に浸る境涯でもあること。

花開萬国春「はなひらいてばんこくのはる」

一輪の花が天下に春の訪れを知らせる。一と多との相即する妙用の世界の表現。

清風動脩竹「せいふうしゅうちくをうごかす」

ありのままの現象も大事であるがそれに執着してはならないという意味。

桃花笑春風「とうかしゅんぷうをえむ」

桃の花が春風に誘われて咲きほころんだ様子。春の喜びをうたったもの。

桃花千歳春「とうかせんざいのはる」

桃の花は千年かわらずに春を告げて無心に咲いている。

花鳥風月宿「かちょうふうげつのやど」

宿とはこの現実の世界の事で、めでたく、風流に満ちた姿を表現したもの。

百花春至「ひゃっかはるにいたる」

春が来て数え切れないくらいの花が咲き乱れている様子。
誰の為でもなくただ無心に咲いているのだという事の反語。

今月の行事・歳時

桃の節句

江戸幕府が定めた式日の一つで三月三日。古くは宮中で節宴を行い、供え物をし、鶏合わせを行ったり、曲水の宴を催した。平安時代より草餅で祝い、中世には桃花酒を中世末には中世末には民間にもひろまり白酒で祝ったが、江戸時代になって雛祭りが盛んになるにつれて、これらの酒や、餅も祭壇に供えるようになった。

桃の日や深草焼のかぐや姫  一茶
雛祭る都はずれや桃の月  蕪村
雛の影桃の影壁に重なりぬ  子規

大徳寺 黄梅院 永禄5年(1562年)に春林宗俶(大徳寺98世)により黄梅庵として草創された。その後、春林の法嗣の玉仲宗琇(大徳寺112世)が入寺し、小早川隆景の帰依を受け、堂宇を整備。黄梅院と改められた。天正16年(1588年)に隆景の援助で本堂が建立されている。
一華開五葉』(いちげ ごようにひらく) 前大徳文雅師 この句は、禅宗の祖師達磨が、二祖慧可(えか)に与えたもので、禅宗が、将来五つの流派に分化して繁栄することを予言したものだと言われています

●龍源院(りょうげんいん)は京都府京都市北区紫野にある、臨済宗大本山大徳寺の塔頭(たっちゅう)である。大仙院を本庵とする大徳寺北派に対して、南派の本庵とされている。

●松樹千年翠 過ぎ行く季節にも左右されず、また年月を経ても変わらず、青々と美しい緑を保ち続ける松。移ろいやすい世の中で、常に変わらないものこそ万古不易の真実の象徴であるという意味をもった言葉です。

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