●天目台 天目台も天目茶碗とともに、中国から将来された茶具のひとつです。天目茶碗は高台の部分が小さく、そのまま下におくには不安定で、はじめから台にのせるように作られたものと考えられます。
●台天目 台にのせた天目茶碗。主としてその点前をいう。もともと、献茶や貴人喫茶ないし初期茶湯は台天目で行われた。この天目が他の茶碗に代えられ、台から畳に下ろす工夫によって茶湯が発達した。しかし、復古調の江戸時代初期、書院台子茶湯が流行し、そのため台天目の茶法が「草人木」などに詳しく説かれている。近衛信尋がこれを不審したのに対し、別室に侘び茶の用意がある旨を答え、これを請じたという話もある。流儀茶道で伝授物の一つとなっている。
●真塗 黒蠟色漆で塗った器物をいう。
●蠟色塗 漆芸技法の一種。油分を含まない黒漆で上塗をし、乾燥後、表面を磨き仕上げしたものをいう。最初は朴、椿、チサ、エゴなどの木炭を用いて水研ぎし、研いだ表面を種子油と砥粉を木綿に付けて磨き、次に生漆を綿につけて薄く摺漆をして乾かし、乾いた漆面を種子油と鹿の角粉やチタニューム白を使って磨く。
●木製・真塗の天目台です。桐箱の造りも少し良い造りです。
●商品状態 中古品 使用感はあまりなく状態は良好です。経年による擦れ、汚れ、色むら、小キズ及び写真による若干の相違はご了承願います。
●付属品 桐箱 黄金布
●発送方法と送料
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