●唐物茶入 本来は、薬や調味料を入れる小壺としてつくられたものと思われる。唐物茶入は形状によって分類される。大きな分類として、江戸時代以来、、漢作茶入、唐物茶入の二通りの呼び名があり、漢作は古い時代、唐物は明代以降である。
●南京赤絵 中国、明末・清朝の初期に景徳鎮の民窯で焼かれた磁器で、白磁の上に赤を主調として緑・黄・紫・青などの顔料で上絵付けしたもの。海外に盛んに輸出され、日本では南京から渡来した赤絵の意として称された。火入・皿を主とする。
万暦年間(1573‐1619)には官能的で濃艶な赤絵が作られ,日本の茶人はこれを万暦赤絵と呼んで珍重した。また明末の天啓年間(1621‐27)から清初にかけて天啓赤絵,南京赤絵と呼ばれる粗雑な器皿,福建省あたりでは奔放な絵付の呉須赤絵が焼造されたが,これらも日本の茶人たちに愛好され,日本の赤絵の発展に大きな影響を与えた。清朝の成立とともに康熙・雍正・乾隆期には粉彩と呼ぶ精緻な五彩磁が作られ,よりいっそう絵画的な表現を展開していった。
●中古品です。古美術品です。南京赤絵の茶入です。蓋は共蓋です。赤絵をお楽しみください。
●サイズ 全高 7.8cm 口径 3.5cm 底径 4.2cm 胴径 6.6cm
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●付属品 桐箱