●古伊万里肥前有田内外皿山産磁器の初期のもの。その創製は元和・寛永頃で有田皿山はわが国の磁器創始の地である。伊万里の名は付近の伊万里港より移出されたことから起こったものである。この磁器はまず染付から起こり、正保に赤絵も始まっており、多くの古伊万里は染付の上に赤絵をほどこしてある。正保頃から長崎を経てヨーロッパにも輸出され、これが我が国の磁器の海外貿易の最初となった。
●染付 白地の素地にコバルト(呉須)による絵付けをし、その上に釉薬(上釉薬)をかけて、高火度の還元焼成(炭素が多く酸素の欠乏した不完全燃焼の火焔で焼く)をすると青色に発色するので、中国では青花・青華磁と呼び、わが国では染付と呼ぶ。
●江戸時代後期の伊万里焼のおしどりの絵のお皿です。晩秋から初冬の季節の頃のお皿です。江戸時代の陶工の技をお楽しみください。状態は良好です。
●サイズ 径: 28.6cm 高さ 4.8cm 高台径 17.5cm
●商品状態 中古品 状態は良好です。経年による擦れ、小キズ、色むら、汚れ及び写真による若干の相違はご了承願います。
●付属品 なし
●発送方法と送料
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