●煎茶道 江戸初期に中国から伝えられた煎茶趣味が日本の文人たちの間に広まり、江戸末から明治へと隆盛をみるが、煎茶趣味の精神的基礎を江戸中期に出た、高遊外売茶翁の精神に求め、趣味の世界から一つの文化が形成され、やがて煎茶道として一般に広まった文化。形式至上の世界でなく、一定の形式はあるものの、むしろ文人たちの育てた自由さを大切にしている。煎茶・玉露・番茶など各種のお茶が用いられるが、広く煎茶道の名が用いられる。現在は玉露が大半になっている。文化的には、茶器に限らず、広い分野の工芸品、書画など幅広い分野に及ぶ。
一文字盆 一文字盆は、煎茶道では運び盆として使われる細長い盆で、茶碗が5個のる寸法になっています。その幅は、一般的には、1尺2寸(36cm)とされ、これは、お茶を運ぶ女性の体の幅に合わせた寸法だそうです。盆を持って運ぶ時に廊下ですれ違ったり、障害物があったりした場合に、盆にあたってお茶がこぼれないようになっているようです。
(足付の会席膳もこの考えと同じで、体の幅より大きくなって、通行の邪魔をしないような寸法に作られています。)。
●中古品です。肥松の一文字盆です。使い込むほどに味わいのでる松ですね。
●サイズ タテ 10.3cm ヨコ 36.2cm 高さ 2.5cm
●発送方法と送料
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●商品状態 中古品です。少し写真の色合いが濃く映っております。経年による擦れ、小キズ、汚れ、色むら及び写真による若干の相違はご了承願います。
●付属品 紙箱