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古道具・韓国陶磁器・花入・青磁象嵌雲鶴紋蝉耳付瓶・光振窯

●花器(かき花瓶のことで、茶の湯の方では花入ないしは花生ともいう。歴史的には銅製のものが最も古く、陶磁製がこれに次ぐ。東洋では中国の唐代の彩壺を最初とする。わが国では茶の湯の発展とともに陶磁の花入が使われるようになった。青磁では砧・天龍寺・七官・鍋島・三田であり、その他祥瑞・染付・宋胡録・安南・高麗物・オランダ・備前・伊賀・信楽・楽・その他の国焼などである。なお花器には真行草の等級があり、銅器や青磁は真位にはいり、籠物などが草位となる。

●高麗青磁(こうらいせいじ)とは、朝鮮半島高麗時代に製作が始まった青磁を施した磁器である。中国・代の越窯(現在の浙江省)から技術を導入して焼き始められたものであるが、その出現時期には諸説ある。最も早い説は9世紀前半、最も遅い説で10世紀後半である。主な製作地は全羅南道の康津と全羅北道の扶安。ルーツとなった越窯の青磁の色は中国では「秘色」と呼ばれたが、高麗青磁は12世紀前半頃には「翡色」と評され、朝鮮半島だけでなく中国各地でも名品として高く評価された。その造形は宋の青磁が緊張感に溢れるものであるのに対し、優美さを基調としたものである。品質上の全盛期は一般に12世紀と言われる。13世紀以降の作品の評価は低いが、その理由は諸説ある。モンゴルの侵入による社会の混乱をその理由にあげる者もいれば、大量生産による品質低下ではないかと主張する者もいる。14世紀いっぱいで流行は止み、粉青沙器に交替した。

●象嵌(ぞうがん)  器面の装飾技法の一種。沈刻や押印の文様をつけて、そこに素地とは異色の泥を塗りうめたもの。象嵌青磁といわれる高麗青磁の雲鶴紋、三島の暦紋、桧垣紋などがその例である。わが国では八代焼に象嵌装飾のものが多い。

●蝉の耳付の花瓶です。盛夏と残暑の季節をお楽しみください。韓国陶磁器をお楽しみください。

●サイズ 口径  3.0cm    底径  7.3cm       高さ  26.0cm    

●商品状態 中古品 使用感あります。経年による擦れ、汚れ、小キズ、色ムラ及び写真による若干の相違はご了承願います。

●付属品 なし

●発送方法と送料
  ヤマト運輸・ゆうパック(神奈川県より発送)
  一点以上何点でも930円の梱包価格とさせていただきます。沖縄・離島については別途料金とさせていただきます。




 

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