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古伊万里 肥前有田内外皿山産磁器の初期のもの。その創製は元和・寛永頃で有田皿山はわが国の磁器創始の地である。伊万里の名は付近の伊万里港より移出されたことから起こったものである。この磁器はまず染付から起こり、正保に赤絵も始まっており、多くの古伊万里は染付の上に赤絵をほどこしてある。正保頃から長崎を経てヨーロッパにも輸出され、これが我が国の磁器の海外貿易の最初となった。
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盃洗 杯を洗うため水を入れて
酒席に置く器。〈
さかずき洗い〉ともいう。明確な年代はわからないが,江戸後期から使用され始めたもので,
寛政~天保(1789‐1844)
ころの
世態の推移を書きとどめた《寛天見聞記》(著者不詳)によると,著者の幼いころの
酒宴は〈鉄銚子(ちようし)〉と〈塗杯〉を使うのが通例であった。それが染付の〈
徳利(とくり)〉と
陶磁器の〈
猪口(ちよく)〉を使うようになり,〈
盃(さかずき)あらひとて丼に水を入れ,猪口数多浮めて詠(なが)め楽しみ……〉というように変化したのは〈
近来の
仕出し〉,つまり最近はじまったことだとしている。
●江戸時代後期、文化文政の頃の盃洗です。陶工の技と時代の生活を感じてください。江戸時代を楽しめる一品です。二人の踊り子が水の中で踊る姿がとても楽しい盃洗です。お部屋のインテリアとしてコンポートとしてもご利用いただけます。
●サイズ 高さ 14.7cm 口径 16.0cm 高台径 10.6cm
●商品状態 中古品 経年による多少の擦れ、色ムラ、小キズ、汚れ等につきましてはご了承の程お願い申し上げます。また写真の若干の相違もご了承願います。
●付属品 なし
●発送方法と送料
ヤマト運輸・ゆうパック(神奈川県より発送)
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