●高麗王朝の滅亡と共に、高麗青磁の秘法もその後500余年の間、忘れ去られ断絶したのです。その青磁の技法を、今世紀に至り再現したのが柳 海剛でありました、70年以上の歳月を、ひたすら青磁再現に投じた海剛が人間文化財として、韓国国民に敬愛される理由がここにあります。翁は17歳の1910年から青磁再現の意志を固め、全国の古窯址調査と原料採集、分析実験等に没頭しました。そして青磁再現に身を投じて50年目の1960年海剛高麗青磁研究所を設立しました。
●青磁 青味を帯びた灰釉を施した磁器質のやきもの。灰に含まれる微量の酸化鉄の還元焔焼成により青色を呈する。中国では美しい青磁色を呈するのは漢末の越州窯からである。越州窯では唐末から五代にかけてさらに洗練されて秘色青磁を産出した。
●茶碗 本来は茶を盛るところから茶碗の名がついたが、のち広く陶磁器を称するようになり、さらに中世に至って飲食器だけを称するようになった。これに飯を盛るようになったのは後世のことである。茶の湯の茶碗には中国、朝鮮、日本製の三種がある。
●東国窯の韓国陶磁器の青磁茶碗です。少し厚みのある手なりの良い茶碗です。青磁の美しさと涼しさをお楽しみください。
◆サイズ 口径 14.0cm 高さ 6.5cm 高台径 5.0cm
◆商品状態 中古品 未使用品と思います。高台に小さなへこみがあります。経年による擦れ、小キズ、汚れ、色ムラ及び写真による若干の相違についてはご了承願います。
◆付属品 桐箱(共箱)
●発送方法と送料
ヤマト運輸・ゆうパック(神奈川県より発送)
一点以上何点でも930円の梱包価格とさせていただきます。沖縄・離島については別途料金とさせていただきます。