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HOME»  禅語集»  十二月(師走)の禅語

 十二月(師走)の禅語
 

看看臘月尽(みよみよろうげつつくす)

臘月とは12月のこと。時間はみるみるうちに過ぎ去ってしまい、今年も残りわずかであるという意味。

歳月不待人(さいげつひとをまたず)

時の流れは人を待ってくれない。

閑南北東西活路通(かんなんぼくとうざいにつうず)

閑はぴしゃりと閉めてどこへも通さぬ、東西南北はどこへでも立派な道がつづいているという意味。

冬嶺孤松秀(とうれいこしょうひいず)

冬の峰の上で、他の草木が枯れてしまったのに、松が独り緑を誇っているという意味。

三冬枯木花(さんとうごぼくのはな)

冬の真っ只中の枯れ木に花が咲くということの意味。三冬とは冬の三ヶ月や三年ともいう。

目出度千秋楽(めでたくせんしゅうらく)

平穏に1年を終え千秋楽を迎えてまことにおめでたいという1年を締めくくる言葉。

紅炉一点雪(こうろいってんのゆき)

真っ赤に燃え盛る炉の上に一片の雪が舞い落ち、瞬時に消えるさまをいう意味。

銀碗裡盛雪 (ぎんわんりにゆきをもる)

銀製の白っぽいお碗に真っ白の雪を盛ると、それぞれ別物でありながら一見一つの物に見えるという意味。


        
今月の行事・師走

()がこの月になると、あちこちと忙し走りまわるところから、師走の語ができたともいわれている。

  冬 至

二十四節気のひとつ。昼の時間のもっとも短い日である。この日を境にまた日が長くなってくるところから「一陽来復」と称する。この日、粥、南瓜、蒟蒻などを食べる習慣がある。


何に此の師走の市に行く鳥      芭蕉

板橋へ荷馬のつづく師走かな     正岡 子規

炭売に日のくれかかる師走かな    蕪村 

大原女にまたことづてや年の暮    高浜 虚子